カキヌマハラスメント(カキハラ)

先日ドクター4年の飲み会があった後、勢い余って研究室で飲んでいた後輩たちに合流することになった。皆でワイワイ飲んで酔っ払ってきたころにゼミのあり方についての話題が持ち上がり、UPNが「単位取得に必要なのだからゼミには絶対参加すべきだ」といった主旨の発言をした。一方私は「や、義務教育でもないし、大学は基本的に本人の自由意志を尊重すべきだ。ゆえにゼミを強制参加にすべきではない」と反論した。何故このような話が出てきたかといえば、我が研究室の後輩の1人が自分の都合でゼミに参加しないからであり、それを注意せずに放置するのは如何なものか、とUPNは憂慮していたからである。そもそも彼は「ゼミに出なくても別に平気ジャン」という雰囲気を研究室内に蔓延させてはいけないと考え、そうした発言をしたものと思われる。が、私は断固強制参加に反対した。酔っ払った私は通常以上に頑固であり、必要以上に不寛容である。「イイジャン、別に1人いなくたって我々は一向に困らず、むしろ困るのは彼自身であるのだよ」と頑迷にダメ理屈を述べ立てたところ、当然ではあるが他の後輩たちはUPNの意見に賛同し、まァまァと私をなだめすかしたのだった。
なんてこった!私はムカついた。大体において大人げない私はそのまま席を立ち去った。プンスカ!後輩たちのわからずや!けッ!と呪詛の言葉を口にしながら帰宅の途についていたのだが、怒りは一向に鎮まらない。くぽぽ、こら先輩として一言いっとかなアカン(←いやいや)と決心した私は携帯電話にてUPNに電話をかけた。
「もしもしー」
「もしもし、かっきーさんですか。大丈夫ですか?」
「あン?何がやねん。大丈夫て何がやねん(二回言う必要なし)」
「や、先帰ったみたいだから。みんな心配してましたよ。」
「はァァ?!心配て何がですかァ(←ホント憎たらしい)。ていうか何なんだよ、みんなウエダの味方しやがって!」
「いやいや、味方て…(困惑)」
UPNらは近くのラーメン店に移動中だったらしく、まったくもって困った女だと思っていた矢先に以下衝撃のカキハラ発言が飛び出したのだった。
「もういいよ!みんな偽善者なんだよ!ホントうんこ喰ってから言えよ!!」
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以上、泥酔&記憶喪失で全く覚えていない事実を後日UPNから聞かされ、我ながら衝撃を禁じ得なかったエピソードを紹介させていただきました…。嗚呼、後輩たちに「かっきーさんウンコ食った事あるんだ…。」と思われながら生きていくなんて!ガッテム!うんこなんて食べたことないですよ、私は偽善者ですよ!
…ええ、うんこは私ですよ…はは。