ゴールデンマンス

NHKで大相撲夏場所を観戦しているのだが、さっきから力士の奮闘ぶりよりも気になって仕方がないのが解説の親方の名前。アナウンサーが端正な発音でもって「ナカダチ親方」と呼びかけるたびにモヤモヤした気分になるのだよ、私は。ペットの名前にして毎日叫びたい。餌の時間だよ、ナカダチ親方!
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さて、こうして私がこんな時間からテレビジョンを見つつ下らぬ日記をしたためていられるのも全てゴールデンマンスのお陰である。ゴールデンマンス…またの名を傷病欠勤…すなわち、欠勤しつつも給料は頂けるという、夢のような給料ドロボーシステムの恩恵に与っているのでR。人は私をファンタジスタ・蝉沼と呼ぶ。
詳述しよう。私はこの春10年間居座り続けた大学を巣立ち、人に遅れること幾年、ようやくまっとうな社会人デビューを果たしたのであった。入社後2週間の新人研修(この歳で新人て!)を経て、ザ・社会人への第一歩を踏みだした矢先、私はその短い社会人生活にピリオッドを打ったのだった…。その生き様たるやまさに蝉。蝉同様、まさか地上に出てからこんなに早く死ぬとは想像だにしなかった。ガッテム!
というわけで、休日バドミントンをしていたら左アキレス腱がばぶちっと切れ、以後ギプス&松葉杖生活を余儀なくさせられており、通勤困難なことから傷病欠勤と相なった次第。いやもう、私は貝になりたいね(原作の内容は全く知らないが、おそらく貝になりたい気分はこんな感じだと思う)。噂には聞いていたが切れた瞬間の音ったら!デシベル的にはトシコのいびき以上だったと思う。また、2週間ごとに新しくギプスを巻きなおすのだが、この作業にはもれなく酸っぱいニオイ&伸び伸びすね毛の暴露大会という羞恥プレイがついてくる。まァ大腸キャメラ経験済みの私としては全く気にならなかったがね!
しかし今回怪我をしたことで多くの方々から励ましや気遣いのお言葉をいただき、改めて人の優しさのありがたみを痛感した。皆様、本当にありがとうございます。今後は脱・蝉沼を目指し、日々リハビリテーションに励みたいと思います!ばぶち!