生曽我部再び

kakiko2004-09-03

いやいやいや、行って参りました、NHKホール。というのも、昨日そこで9/22分のライブビートの収録が行われ、そのゲストがかの曽我部恵一さんだったのです。曽我部さんと結婚したいと常日頃おっしゃっているmami姉さんがこの収録の存在を逸早くキャッチ、即座に応募、まんまと当選と。強運の持ち主ですな。というわけで私も同行させていただくことになり、渋谷に着く前から心ここにあらずの姉さんとともに若者の熱気で咽かえるような渋谷の雑踏を潜り抜けどうにかこうにか目的地に到着。姉さんは先日club QueでゲストDJとして招かれた曽我部さんに渡しそびれた「名人たちのカレー」(レトルト)をひしと握り締め、完全に恋する乙女の表情、半分溶解状態。しばし外で待機させられた後いよいよ会場入り、さすがにこの時は私も少々気分が高揚して参りましたね。で、会場、狭っ。これはかなり曽我部氏に近いところで生演奏が聴けるのでは・・・。聴衆は約100人、意外に男子も多い。床に体育座りでお尻をもぞもぞさせながら今か今かと曽我部さんの登場を待つこと30分、ついに氏登場ー!!Tシャツにてろっとした感じのワークパンツ、無造作な長髪を気にする風でもなく、ちょっと照れたような笑顔。おお、素敵。「どーも、ソガベです。」おおー。生だよ、生。そして近い。ギターをすっと手にとり、さりげなくチューニングをして徐に演奏。彼の歌声に隣の姉さんは完全溶解、飽和状態ですよ。しかしながら本当に曽我部さんの声は素敵だと思いますね。ちょっとだけかすれた、しかし柔らかくて透明感のあるあの声はやはり彼独特のものであり、優しい曲調ともマッチしていてmami姉さんがメロメロになるのもうなずけます。あの声はちょっとした武器ですな。はじめはお互いにかたかったのだが、徐々にリラックス、自然と手拍子も飛び出し、時には我々も一緒に歌ったりとかなり親密な1時間半を過ごせましたね。最後の曲が終わり一旦は退場した曽我部さんも、我々のアンコール手拍子に再度登場、最後に一曲ねと「東京」を演奏してくれました。ああ。よかったですねえ、ね、mamiさん、と振り返るとそこには心底曽我部にやられちまった女、ひとり。まさにsogabeholic。人間の目ってハート型になるもんなのね。帰り際なんとかスタッフにカレーを託し、大満足の姉さん一言、「今日絶対曽我部さんあたしのことずっと見てた!」信じることは大切です・・
http://www.nhk.or.jp/livebeat/