DDT

kakiko2004-10-19

実験の待ち時間などにボンヤリPCに向かってくだらないページなんかを巡回するのが常なのだが、相当久しぶりにチェックしたのがココ↓
http://www1.accsnet.ne.jp/~kentaro/DDT/RDDT2.html
その名も「毒物ドリンク探検隊」略して「DDT」、もう見るからにどうでもよさげですね。確かこのHPを発見したのは獣医3年生の頃だったと記憶しておりますが、真面目に毒性学かなんかのレポートを書こうと調べモノをしていた際偶々ヒットしてしまったと。毒つながりとはいえあまりに本件とは程遠い内容、しかし私の心をグッと捕らえる何かがあったのでございます。といいますのも私、中学生の頃から何故か「不味いもの」に異様に興味がございまして、500円以内で激マズの食べ物を探してきてはいかに不味いかを友人と競っていたりしたものでした(懐古)。というわけで、その後も不味い食物を発見しては試さずにはいられないという強迫観念に囚われてきたと。そんな私がこんな素敵なページに魅せられないわけもなく、一度は自ら体験した毒物ドリンクを投稿したくらいで、ええ。で、以下は我が報告の評価。抜粋でごす。

☆笹ドリンク(笹ジュース?)
筆者もいろいろな毒物を見てきているのでかなり免疫はできていますが、今回投稿のメールを開いてこの文字が目に飛び込んできた瞬間、思わずパソコンの前に突っ伏してしまいました。桂三枝なら「ぶーっ」と吹き出しながら椅子から転げ落ちているところでしょう。
今までにも米、ゴマ、にんじん、レタス、シソなどインパクトのある原料は多々ありましたが、まあこれらはジュースの素としては変わっているというだけで、食材としてはなじみのあるものばかりでした。しかし今回はよりによって笹。食品ですらありません。地中海の果実でも南の島のフルーツでも、何だって手に入れられるこの豊かな国で、何が悲しくて笹の絞り汁を飲まねばならんのでしょうか。パンダじゃないんですからね、我々は。

 これはかれこれ5年前、札幌のホテルの売店で発見したものです。メーカーは多分地元のちっさい会社に違いないと思われます。

まあそうでしょう。こんなもんを大メーカーが売り出すようになっては、日本はいつまでたっても平成不況から立ち直れやしません。企画ものとしても、これほど方向性の間違った企画はそうそう見られるものではないでしょう。

 瓶に入っていてパッケージは笹のイメージが全面に押し出されており、少しも購買意欲が掻き立てられないのが特徴です。で、肝心の味ですが、まさに畳です。その辺の畳を剥いで煮出したら確実に笹ドリンクになるはずです。完飲は不可能です。

 凄いですね。いや、畳の味なんて味わったことはありませんけど、まあなるほど畳の味だろうな、という気がしてくるところが凄い。色がどんなだったのか、それも知りたいですね。イメージとしては枯れかかった葉っぱの色ですが、笹の鮮やかな緑だったりしたらそれはそれで飲みたくないです。
 柿子さん、強力な報告ありがとうございました。ファイブスターを差し上げます。
 判定:★★★★★

とまあこんな次第でして。あれ以来全く投稿していないのだが・・。皆さんも一瞬三途の川が垣間見えるくらいの激マズドリンクを発見したら是非投稿してみてはいかがでしょう?