Ah〜、やっぱり好き好き

kakiko2004-10-27

昨晩BU(ブリッコUちゃんの略)が友人から借りたというDVD「School of Rock」を鑑賞。 大体の筋はといいますと、ひょんなことから名門小学校の代用教員を勤めることになった冴えないロック・ミュージシャンが、頭でっかちな子供達に本業のロックの知識と精神を伝えると。で、やがて生徒たちも興味を示し、クラス全員でこっそりバンドバトルに出場することになり・・・とまぁ、ダメ教師が生徒たちとのココロの交流を通してお互い成長してゆき、保守的な制度(学校・親)にも影響を与える(まさにロック!)といったお決まりの図式でございます。しかしまァテーマ自体はアレですが、この映画の強みはミュージシャンでもある怪優ジャック・ブラックの演技ですね。ていうか凄いです、彼。もうなんというか、暑苦しいまでの熱演、金八先生なぞ目じゃありませんよコレ。確かに顔の大きさでは金八も負けていませんが、なんといってもジャック・ブラックのパフォーマンスがイッてます。生徒達に演奏の指導をするシーンとかそりゃもう完全にロックオタク丸出しですしね。それにしても彼はAC/DCのファンなんですかね?映画の中で随所で曲が使われてるしバンドバトルで着た衣装なんかもうねェ・・。私はAC/DCのアルバム1枚しか持ってない(「 Highway To Hell」古い・・。)のであまり良さがわからないのですが、今回チラ聴きしてみると確かにロッククサさ全開といった印象をうけましたよ。しかしオタクという割にはcreamやらDeep purpleやら、他the Doorsthe Whothe Ramones・the Crash・David Bowieなどなど結構メジャーどころがちらほら登場していた模様。個人的にはやはりImmigrant Song by Led zeppelinで条件反射的に興奮!ジミー・ペイジのヘソ下最高!!(本編とは無関係です・・。)さらにT-rexのBallrooms of Mars、そりゃもうテイスティー*1!!まァしかし同じロックオタク系映画だったら「ハイ・フィディリティ」の方が俄然好みですけどね。これにもジャック・ブラック出てましたが。しかしながら今回の映画も痛快娯楽映画として存分に愉しませていただきましたよ。あーていうか私もギター弾けるようになりたいー。誰か教えてくれんかな。

*1:映画の中で使われてたのだが、字幕では「グッとくる」と訳されておった。へー。