勝手に半休

昨日は日曜だというのに夜遅くまで実験したので(まァ昼過ぎまで寝てたせいだが)今日は夕方のゼミの時間までブラブラお散歩することに決定。本当は上野まで書の至宝展を観に行こうと思っていたのだがよく考えたら月曜は休館日だった。というわけで午前中は布団にもぐりながら京須偕充の「古典落語 これが名演だ!」を読了。噺のエッセンスと聴きどころを簡潔に解説、大変読みやすい。そして何よりもいいのはそれぞれの噺について、筆者セレクトの名演CD音源を紹介している点。主に昭和の名人のものが多いが現在も活躍している談志師匠や小三治師匠なんかのCDも多く取り上げている。どうも筆者は小三治師匠のファンなのでは・・・と思わせるふしがあるが、まァ私も好きだから異存はない。実はこの新書はシリーズ第2弾であり、第1弾として「古典落語CDの名盤」があるのだが、私はうっかり2の方を先に購入してしまったため初めはどうもメジャーな噺が載ってないなァと訝しがったりもした。というわけで早速第1弾の方を買おう!と思い本郷の小さな本屋に立ち寄ったのだが残念なことに置いてなかったため、まァせっかくだからと以前にーこちゃんの薦めで読んで以来ほぼ毎号購読している「en-taxi」という雑誌を買った。今回の表紙が三島由紀夫(しかも侍スタイル!)だったのでちょっと手にとるのが憚られたが、談春師匠の連載を毎号楽しみにしているので一大決心、そそくさとゲット!しかも三島由紀夫といえば私め、中学時代に見事にはまってしまった経歴がありまァ少なからず興味があったのだ。そういやお昼ご飯がまだだったと思い、よく女の子どうしで行くNeo Sitting Roomという喫茶店に入る。首尾よくおかゆセットとコーヒーを注文。早速雑誌を開く。ふむふむ。巻頭は篠山紀信藤代冥砂、リリーの対談。面白い。私のほかに客は疎ら、隣には母娘と思われる2人がおしゃべりに花を咲かせていた。で、この2人の話が大変興味深かったので雑誌どころではなかったのだが、この続きはまた明日。そろそろ家庭教師に行かねばならぬので。尻切れトンボで嫌な感じだが・・・チャオ!