続きではない

メモを箇条書きにしてみる。

  • 今日は中学時代の同級生で医学書院に勤めている友人とお昼ご飯を食べた。2人の好物であるうな重に舌鼓をうちつつしばし歓談。私は彼女を「ちゃび」と呼ぶのだがその由来は古く、中学時代うっかり彼女が「錆止め」を「チャビ止め」と発音してしまったのを鬼の首をとったかのように言いつづけた私(いやなガキだ)、いつしか呼び名が「ちゃび」になってしまったのだった。で、ちゃびさん、お洒落な外見からは想像しがたいがかなりマニアなお方。おかげで話題には事欠かないのだが。最近は関東大震災後に建てられたヘンテコ建築に興味津々だそうで、資料を取り寄せて勉強中だとか。金曜に誘っていただいた尺八と三味線の演奏会に参加できないのが口惜しい。そんな彼女も来月花嫁さんに。幸せになってね♪
  • 昨夜、mixiで知り合った現クリエーターのゆる太さんと会ってきた。これまで面識はなくひょんなことからマイミクになった方なのだが、クレー好き、ジミヘン好き、湯島在住というなかなかなさそうな共通点を見出し、こりゃァせっかくだから会いましょうよという流れに。しかし指定場所が神田明神かつ夜の22時半ということで相当危険な香りが!まァお構いなしに行きましたが。一応何かあった時のために男友達(matoba氏)に救援を要請しておいたのだが(氏からは「何かあったらとりあえず脱げ」とのアドバイスが。ってオイ!)身の危険よりも寒さのほうにやられましたがね。ゆる太さんはいたって普通のイマドキの若者といった風貌でしたが、話してみるとなかなかに変てこな方であることが判明。公園に集まってきた野良猫を膝にのせつつ小一時間ほど話してお開きになったが、バタイユの連続・非連続の概念についての話や、横山大観の描く龍は「気」のぶつかり合ったところの接線であるといった話が興味深かった。ところでゆる太さんいわく、文章からイメージしていた私とは実際の印象が異なっているそうな。もっとおデブでオタッキーな女を想像していたらしい。どんな文章ですか。しかもものすごい確信に満ちた口調で「あ、でも彼氏はいないですよね?」といわれた。「彼氏いないんです」オーラが出ている文章って一体・・・。もっと男の影を匂わすような文章を心がけようかな・・・。いや、別にいいけどさ・・・。
  • en-taxi面白い。談春師匠の連載エッセイ、今回は「築地魚河岸修行―スパイシー事件のほろ苦さ」という題だが面白い上に泣けるしで本当にE!あと今回面白い!と思ったのが中原昌也氏の随想「私の講演旅行」である。思わず声に出してあははと笑ってしまった。オチもいい。しかし読み終えた後自分から笑いが消えているのに気付かされハッとしてしまった。氏は「透明な文体に徹して」この随想を書いたそうだが、透明な文体について理解できたとは思えないのでもう少し考察してみようと思う。中原氏の小説をid:kokoroshaさんが絶賛していた気がするので私も是非読んでみようと思う。