チョチョギレるね、涙。
歳をとると涙脆くなるなんてことを申しますが、私パチ沼も御多分に洩れず24歳を過ぎたあたりから等比級数的に涙脆くなってまいりました。以前は「ケッ、動物子供老人を使って人を泣かそうって了見が浅ましいね、このブタ野郎が!」などと申してはそうしたお涙頂戴モノの映画やドラマを扱き下ろしていたものですが、豈図らんや、近年その動物子供老人に悉く泣かされている自分を発見してはビッグ・サプラーイズと。昨年に卒業旅行と称してmamiさんと九州へ参った折にも、宿にて酒を飲みつつテレビジョンで「大家族スペシャル*1」なるものを見て阿呆のように号泣、泣きながら追加のワインを買いに走ったという事例もあるくらいでして、いやまァね、翌朝になって遥々九州くんだりまでやってきて一体何してんねん我々はと反省はいたしましたけれどもね、ええ無論。というわけでどうにもこうにも一度緩んだ涙腺はなかなか締まらないらしく、今年だけでも他人事に対して一体どれほど涙を流したことでしょう。I am 涙腺ガバ沼です(くれぐれも「涙腺」を省略しないで下さい)。
そんなわけで勿論今週も何につけ多々涙したわけですが、中でも一番キタのは先日nicoちゃんから頂いたマンガを読んだ時。まさにザ・号泣です。ワタクシ普段はあまりマンガを読まないのですが、nicoちゃんが是非とも読めとおっしゃるので寝る前などにパラパラめくってみたところが、いやもうね、あまりの切なさに思わず引き込まれてしまったと。nicoちゃんが「ギャグマンガのくせに切ない」と端的におっしゃっていましたが、その切なさたるや筆舌に尽くし難いものがございます(大袈裟か・・・)。
- 作者: 業田良家
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