小力仏と蛸ウインナー大師

昨日は浮世絵ラバーむっちゃんと東京国立博物館に行って参りました。お目当ては「最澄と天台の国宝」展。むっちゃんは浮世絵ラバーのみならず密教ラバーおよび運慶快慶ラバーでもあるのだが、私パチ沼、最近「仏像の見分け方」なる本を読み仏像に興味を持ち始めたので是非とも同行させていただこうと。平日かつ雨だということで空いていることを期待したのだがザッツ甘い考えでして、定年組に平日もへったくれもありゃしないと。てなわけでシルバーパワー炸裂のフロアをかき分けつつの鑑賞と相なりました。
で肝心の展示内容ですがかなりのボリューム!仏画や仏像だけでなく装飾経や仏具なんかも展示されておりチョベリ充実の内容でした。元・書道ブインとしましては特に写経に興味津々でして、「紺紙銀字法華経」や「紺紙金銀交書法華経」など、紺地に金の書ってのがオサレで素晴らしい!お陰様でますます写経したくなったネ!このほか50年に一度しか開帳されない仏像さまも拝めたり(次の機会は70オーバージャン!いやむしろ人生をオーバーしている可能性もあるよ!)長州小力にソックリな仏像がいたり(キレてなかった!)と盛り沢山。個人的には千手観音が好きですな。頭からちっさい頭がボッコボコに出てるさまがE!むっちゃん曰く「カビの分生子のよう」と。あと四天王像も何体か展示されていたのだが、四天王に思いっきり踏まれてる餓鬼の中で一匹(?)だけやたら嬉しそうな表情のヤツがいたのも気になったね。ザ・マゾ餓鬼と。尻とか丸出しなのにニヤついちゃってるしね。仏像を見分けるどころか余計なところばかりに着目してしまいましたがまァ楽しかったからヨシとしましょう。ちなみに下は天台大師坐像ですが、私には被っている頭巾が蛸ウインナーにしか見えませんでした。私も似合いそうだなコレ。