久々にケータイから更新!

ただいま本郷のとあるカッフェにて読書をしておるのだが、独りであるにも関わらずニヤニヤ薄ら笑いを浮かべ、先刻など笑いを堪えきれずに思わず吹き出してしまった。「んむぼほほ」といった酷い音を響かせて。こんなこともあろうかと用意周到な私は一番端の奥まった席に座ったのだが、さすがにんむぼほほは拙かった模様。オシャマガールズの冷ややかな視線。失敬失敬。ア、しかし今のは放屁音ではないよ。なはは。なはは。というわけで平静を装うために颯爽とケータイを取り出し弄ってみたと。ま、ファーフロムクールでしたが。嗚呼、アタイってばチョベリかたはらいたしジャン?しかしまぁ町田康なんかをこんなオシャマカッフェで読んだのが全ての過ちだったのだ。先日ふらり立ち寄った本屋で購入した文庫版「権現の踊り子」、短編集なのだが相も変わらず激おもろい。「ふくみ笑い」という話で吹き出してしまったのも因果なことよ。主人公がラジオをつけるくだり、そこでかけられる曲のタイトルがやばい。「アラビアのマドラー」「蝉の破れやすい心」「愛のモンキー」までは我慢できたのだが、「衝撃のえげつNight」「君は一遍。僕はショウペンハウアー」あたりで小鼻がひくつき呼吸は乱れ、「六甲のむなしい水」で耐えきれずんむぼほほと。むなしい水て!ああああ。面白すぎて続きが読めないよ…。とりあえずいたたまれないので場所変えまする…んむぼほ!

権現の踊り子 (講談社文庫)

権現の踊り子 (講談社文庫)