風邪で3日寝込み、水戸アナルに嵌る

全くもって苦手なのが、声のデカい連中だ。先日、カポーティの小説を手に大学構内のスタバへ赴いた時のこと。ご存知の方も多いと思われるがここのスタバは狭く、座席数は少ない。窓際のカウンターには先客の二人組がいたが、生憎その隣しか空いていなかったのでそこへ腰掛けたのだった。午後のコーヒーブレイクを楽しみにやってきた私だったが、その二人組の声の姦しさたるや、読書どころか気を休めることすらままならない。何を神経質な、とお思いになられるかもしれないがさにあらず。その男女の、ほぼ一人称からなるとるに足りない内容の会話を、何故大音量で強制的に聞かされなければならぬのか。不条理だ。第一カウンター席で密接に隣合っている相手に対し、どうしてあれほど声を張り上げなければならんのだろう、いや張り上げる必要など更々ない!貴様ら欧米か。会話が欧米スタイルか。腹式呼吸か。あまりに頭にきたので咳払いなどをかましてみたのだが、欧米か、全く通じず。おまいとおまいの彼氏の話はどうでもいいんだよ別れちまえよって言ってやれよ隣の男!と密かに念じてみたものの、女がコーヒーを口に含むや、その男は待ってましたとばかりに自分の恋愛話を(大声で)し始めたのだった・・・。延々とループするかに思われたうんこ会話は男の唐突なまとめ「ホント、人間関係って難しいよねー。」で終止符を打たれ、二人は最後まで絶叫しながら店を後にした。静寂。BGM。無駄に消耗。ホント、人間関係は難しいなと思った春の午後だった・・・。