失敗から学んだこと

「失敗から学んだこと」というテーマで作文を書かされた。このお題は2度目だ。私は困惑した。人が失敗から学ぶことといえば「もれダメジャン!ウン、ホント次は気をつけようっと!」以上である。多少肉付けしても「もれ○○なところがダメジャン!ウン、ホント次は○○を気をつけようっと!そのためには○○したらいいよネ!」がせいぜいだろう。もちろん企業は「そのためには○○したらいいよネ!」の部分を求めているのだろうが、それほど明確に解決策が思いつくような失敗は最初から避けられるべきものであり、単に「アタイ先が読めないアンポンタンでっす☆」を露呈する結果になるのではあるまいか。むろん私の半分は失敗でできているためダメエピソードには事欠かない。しかしその殆どがとるに足りない些細な失敗なのだ。「実験してたら試薬を入れ間違えました、てへ!」「深爪しちゃって死ぬほど痛いです、てへ!」「安酒飲みすぎて手が震えます、てへ!」「うんこ踏んじゃいました、てへ!」と列挙すればキリがないが、こんな失敗から何を学べと!そもそも普通に生きている人間が出会う失敗なんてたかが知れているではないか?となるとフィクションに頼るしかないのだろうか。しかしさすがに「ホストクラブにハマり気がつけば1千万の借金地獄!」では失敗にも程がある・・・アア!虞や虞や如何せん!
とまァ窮地に追い込まれたパチ沼、勝手にテーマを「なにをもって失敗とするのか」に変更するという反則技でもって作文させていただきました。つーか無理無理!そもそもお題のセンスがないんだもの人間だもの!今度同じテーマに出くわしたら「生まれてきたこと自体が失敗」というスーパーへヴィー級の作文で返り討ちに遭わせたいと思います!SO,こうして高学歴ワーキングプアが作られていくのでアール!ぷあああ!