節約のことは忘れました

久々に本郷の書籍部に行ったのだが、お目当ては以前ここで見かけたトンデモ本を入手するため。その名もズバリ「へんないきもの」。著者は早川いくをとかいうデザインライター(?)の方で、バジリコ株式会社てな聞いた事ない出版社から出されている代物でして、もう見るからに怪しさ満載なのだが中身はそりゃもうグットです!!見開き左頁にへんな生物についての解説、右頁にそのイラストが書かれているという形式をとっているのだが、その解説の絶妙なツッコミが最高。参考までにひとつ例を挙げると、

サメ一家の末席を汚しやす 「カスザメ」
生物学的には立派な鮫であるが、その扁平な姿はどうみてもエイである。海のヤクザ、鮫一家の中では「おめえみてえなのはサメじゃねえよ」とつまはじきにあうのではと余計な心配をしてしまうが、名前からしてカスだから仕方ない。・・・
・・・そして待ちに待った獲物が通りかかると電光石火で丸呑みにするのだ。その間わずか0.2秒。ちなみに次元大介の早撃ちは0.3秒。次元より早いのだ。この瞬間だけ、カスはカスなりに男の技というものをみせてくれる。・・・

てな具合にくだらなーい考察とともにへんてこ生物が紹介されているのですよ!これはもう買い間違いなしですね。ついでに宮台さんの「絶望・断念・福音・映画」もゲット。ダ・ヴィンチに連載されてる映画論集で、nicoちゃんも持ってるから貸してもらってもよかったのだが、なんとなくね、衝動買いってやつですよ。ああ、ほんとに節約しないと・・・。無理。