研究者の鏡

先ほどから断続的に起こっております、地震。昔から怖いもの代表として「地震・雷・火事・親父」などど言われておりますが、斯く言う私も地震には相当弱い。ええ、数少ないweak pointですね。私の中では怖いといえば「地震・尖端・拉致・テポドン」といったところが主たるものですが(ウソです、後者2つ)地震はこと大学にいる間だけは遭遇したくないと常々思っておったのですよ。しかし今日、よりによって愛する細胞ちゃんをいじっている時に勃発と。ええ、@実験室、最もデンジャラスなゾーンにいたわけです。最近我が大学も独法化され急ピッチで様々な設備工事がなされてきたのだが、ま、緊急シャワーつけたり避難扉増やしたり別にいいんですがね、いかんせんハコ自体が古い。避難扉にたどり着く前に建物崩壊なんて事になりかねませんよ、ほんと。実際今日も薬瓶やらなにやらが収められている棚なんか物凄い勢いでグラグラいってましたし。震度と無関係に必要以上に揺れてます、絶対。で、本来なら即座に逃げる私だが、今回ばかりは病人の細胞を見殺しに逃げるわけにもいかず恐怖に耐えて実験続行、すぐ隣にある棚が倒れてきやしないかビクビクしながら何とかキリをつけました。嗚呼、我ながら良くやった!というわけで自分にご褒美!エビスビール買って帰ろう〜。