天邪鬼なのか・・・
先日nicoちゃんと東京国立博物館でやってた「ベルリンの至宝展」に行ってきた。独はベルリンにある博物館島は世界遺産に登録されている有名どころらしいのだが、むろんパチ沼データベースにはnot登録。なんでもルーブル美術館や大英博物館にも匹敵するコレクションの数々らしいのだが、ねぇ、素人目にはただもうむやみやたらに集めまくったとしか思えない有象無象入り乱るるコレ久ションでしたよ。時代も場所もバラバラで一体どこにポイントを置いて鑑賞すればよいのか困惑したが、エジプト文明のお宝（キランキランのお馴染みミイラマスクやら剣やら）やギリシャ文明のソレ（石像ばっかり！）はそれなりに楽しめた。で、そんな展覧会よろしくとりとめのないお喋りをしながらみておったのだが、どういうわけだか話がザ・相田みつをに及んだのだった。ハイ、残念ながら私はアンチみつを過激派でして、どこをどうがんばってみても彼の作品を好きになれないのであるが、そんな私の感情とは裏腹に世の中至るところに彼の作品が飾られているではありませんか。つい先日訪れたバー、なかなかオサレな雰囲気だったのだが、あろうことにトイレの壁にみつを。なんてこった。こんなバーにまでみつをがしゃしゃり出てくるとは。みつを、そんなにいいかなァ。まず彼の作品の「書」についてだが、ちっとも上手いと思わない。いや、あえてヘタクソに書いて味を出してるとかなんとか言われるかもしれないが、正直味はまるで感じられない。緩急がなくどの文字も同じようにノッペリしているし、さらに言えば「余白」から何も感じられない。要はバランス感覚だと思うのだが、そういったセンスを彼の作品には感じないのだ。次にその内容、詩に関して。書体よりも何よりもわたしゃこいつが一番苦手でして、なんだってあんな野暮ったい詩がウケるのかout of理解。マァあくまで私個人の思うところではありますが。しかしみつをの卓上カレンダーを机に置いてる人とは友達になれなそう・・・。どうでもいいけどみつをってばトチギ出身だったよ*1・・・。よもや同郷とは・・・。ガッテム！
・最近のマイブーム
メールの最後に「人間だもの」とつけること。
