グラス・文七元結・刻印およびエロリスト

昨日実験の合間にyahooニュースをみていたらG・グラスに関する記事発見。

【ベルリン12日】ドイツのノーベル文学賞受賞作家、ギュンター・グラス氏(78)が、第2次世界大戦中、悪名高いナチス武装親衛隊に所属していたことを告白した。同氏は、12日付のドイツ紙フランクフルター・アルゲマイネでこの驚くべき告白を行い、9月に発売予定の自伝に経緯を詳しく書いてあると語った。

グラスといえば「ブリキの太鼓」の著者ネとしか認識していなかった(しかも読んだことナシ)のだが、偶々今読んでいる本に登場してきたのでオヤと目に止まったのだ。

日本とドイツ 二つの戦後思想 (光文社新書)

日本とドイツ 二つの戦後思想 (光文社新書)

確かこの本の中でグラスはドイツ再統一に反対した左派の人物として紹介されていたのだが、アレレ?あまりに右に寄りすぎるとくるっと反転して左になっちゃうのかしらん。この辺詳しくないのでわからんのだが・・・。ときにこの本、なかなか読みやすくて宜しいですよ。ドイツと日本の戦後処理について対比的に書かれているので両者におけるその違いがわかりやすかった。といいつつまだ途中までしか読んでないのですが。
で、話かわって昨日は立川談春三遊亭白鳥二人会@東京芸術劇場に単独参戦してまいりました。もう毎月のように談春師匠の公演をみているが、いやはや、毎度のことながらザ・好漢!その日は「文七元結」を演ったのだが(何故夏に・・・)この噺は心底ジンとくるねェ。最近自殺者がどんどこ増加しているみたいだが、「命を大切に!」なんて薄っぺらいスローガンを掲げるよりもこの噺を聞かせたほうがよっぽど効果があると思うよ。「死んじゃァいけねェ」って、まったくもってその通り。理由なんてないのよ、ただただ「死んじゃァいけねェ」と。ああダメ男だけどカッコEよ長兵衛!
ハイ、またまた話は変わりまして、件のiPod。とうとう買いましたよ、60GBのを。結局刻印したのはアンデルセンのお話に出てくる一文に。

詩人が生命の神秘をうたう時、その竪琴にキスをなさい!

ステキでしょ?その竪琴にキスをなさい!嗚呼、E!これからガンガン音楽入れまくりますよ、ほほほ!
あーまたエロリストについて語る時間がない・・・明日こそは!またもや遅刻だ家庭教師・・・。