六代目小さん襲名前夜祭

というわけで昨日の余一会@新宿末広亭は特別興行「三語楼改メ六代目柳家小さん襲名前夜祭」ということでして、落語ダイスキー助教授くわちゃんにワタクシも同行させていただきました。しかし開演前に到着したにも関わらず既に立ち見!ぐは。チケットは事前に予約していたからゲトできたものの4時間立ちっぱは正直キビシイ・・・。まぁ四十ウン歳のくわちゃんがピンピンしているのでとても無理ぽとは言い出せませんでしたが(それどころか60オーバーの老夫婦も立ったまま笑ってた・・・と思いきや寝てた)。
ハイ、でもってこの日は仲入り前に小三治師匠が「今日はおめでたい日なので」と「小言念仏」を。えと、これオメデタイ・・・の?まぁ相変わらすマイペースでおもろかったけど。で、お仲入り後には「お題咄し」という大喜利みたいなのをやったんだが、こりゃア正直グダグダだったね。客席からの借りモノを使って順に洒落を言っていくのだが、そらもう100%アドリブで難易度高杉晋作よホント。トップバッターは六代目小さん、ワタクシ実は三語楼時代にも一度も聴いたことがなかったので他所でいじられている範囲でしか知らなかったのだが、ウン、まぁそんなにイケてないっちゅうことは解かったわ。大喜利もいやにソツなくまとめてて面白味に欠けてた。こぶ平と同じできっと根が生真面目すぎるんだろうなぁ。つーかやっぱ二代目ボンボンはあかんな。まぁでも見た目がカワイイからこぶちゃんより数倍Eけれども。応援しますとも六代目!で、その後襲名の挨拶があってここからは先代小さんの十八番ラインナップ。花緑「長短」さん八「道灌」さん吉「高砂や」、でもってトリが小さん「一人酒盛」と。この中では道灌が一番よかったかしら。ニュー小さん師匠も熱演していたね。
しかしながら毎月コンスタントに聴いているとさすがにちっとは上手いか下手かくらいは解かるようになってきたような・・・。まぁまだまだ勉強不足なので生意気言えませんが・・・。ただ最近寄席に行って「惚れ惚れしちゃうなぁ」って噺家さんに遭遇していないことは確かですな。やはり私は色っぽい仕草の噺家が好みなんだと思いますわ。ほほ。