この雌ブタ、菊の紋に(以下略)

今日は朝からハラワタの調子が悪く食欲ナッシング・・・風邪かしらなどとぐずぐずインナー・マイ・バディに思いを巡らしていたのだが、ふと気がつけば小腹が空いていた。というわけで2時半という頗る半端な時間に学食に行きテレビジョンを正面に見ることのできる好位置に着席。で、手元が狂い醤油をかけすぎたなめこおろしを喰らいつつNHKニュースを見ていると、画面に「豚の餌に米」といったセンセーショナルな文字が。豚の餌に米!なんと!もう戦時中の日本人が見たら卒倒しかねんよコレ。元来豚といえば「この豚野郎が!」や「雌ブタめ!」に代表されるように侮蔑の代名詞、畜生の中の畜生、下の下の存在でございましょ?その下の下に銀シャリでもっておもてなしたぁ、ええ、一体何事ですかと。お豚様ですかと。とまぁ私パチ沼なおも驚いて見ていると、どうもこれは山形かどこかの養豚場での新たな試みらしく、従来のトウモロコシに替えて米を餌に混ぜて与えることにしたそうな。米で育った豚の肉は脂肪が多く柔らかいうえ味もサッパリしていて美味らしい。へー。しかしいくら米が余ってるとはいえなんとなくぞっとしない話ですこと。そのうち豚殿の舌も肥えだし「プギィー!プギイイィ!(うぇ、インディカ米なんてとてもじゃねえが喰えねえや、べらんめぇ!)」とか言い出すんじゃないかしら。あ、ウン、ないね。