大人になってみて気が付く事柄

パチ沼も27歳、さすがにもう大人と呼ばれてもいい年頃ではあるのだが一向に落ち着く気配が感じられない。我ながら落ち着きがないと感じるくらいであるからそらもう他人様から見ればADHDとしか思えないだろうよ。まァそうはいってもやはり幼少時より全く変化がないかといえばさにあらず。確かに今でも階段をスキップで駆け上がったり道端でエリマキトカゲの真似をしたりチャリを漕ぎながら時折ひょうと奇声を発したりはするものの、以前に比ぶればだいぶん大人しくなったと思われる。まァ先日も高校時代の友人がmixiの紹介文を書いてくれたのだが、そこには本人すら忘れていた恥ずかしい事実が明らかにされていた。

奇人に天才が多いっていうのは間違いじゃないと思う。
そう納得させてくれる偉大な人物です(笑)
いきなり廊下で清水宏保選手のロケットスピード始めたり。

のっけから「奇人」で始まっているのでエエーッと思ったのもつかの間、アア・・・清水宏保のロケットスピードじゃあ仕方ねぇや・・・奇人変人ですわ・・・と合点いたしましたよ、ええ。いくら女子高とはいえ廊下de清水宏保はナシナシナッシングですよ。まったくどない女子高生(17)やねん!ってまァエリマキトカゲ(27)と大差ないけれどもね・・・。あいたー!
ハイ、というわけで本日はファン必見、題して「パチ沼パチルの半生〜恥の多い人生を送ってまいりました〜」でございます!ひゅー!ということでこれまで私がしでかした数々の奇行・愚行を反省の意味をこめて振り返り、今後に活かしていこうと。でもって一歩一歩大人の階段を登っていこうと!グッアイディーア!

  • 幼少時・・・工作にはまり、連日牛乳パックなどを駆使して工作、試行錯誤の日々。また絵を描くことも好きでよくペットの文鳥などをスケッチしていたが、うっかり脚を4本描きこんだため几帳面な祖母の逆鱗に触れる(トラウマ)。ミニカー集めにも没頭。
  • 小学生低学年・・・リカちゃん人形よりもゲゲゲの鬼太郎ハウスに夢中。ひとり部屋に閉じ篭り何度も組み立ててはその完成美に酔い痴れる。一方近所の空き地に秘密基地を設置、仮想敵との闘いの日々を送る。またドラゴンボールに熱中しジャンプ片手にひたすら模写、自作悟空キーホルダーを作製。
  • 小学生高学年・・・この頃から現在の人格に近づき始める。「正義の味方うんこマン」とかいう怪しげな紙芝居を休み時間返上で自主的に製作、上演会を設けてクラスメイトに無理矢理語りきかせる。また、その頃手がけた脚本がシンデレラならぬ「イキテレラ」(寒!)。俳優もこなし、声色を巧みに使い分けて意地悪継母と姉二人のひとり三役に挑む(汗だく)。
  • 中学生・・・「柿さん気持ち悪い」が口癖の女の子に恋をする(ちょうカワイイんだって!)。で、彼女との交換日記にお互い散文詩や絵や小説を書きつつ、添削などもしあう。ああ懐かしいわァ。さらに替え歌や振り付けにもはまり二人で真剣に知恵を出し合って一つの作品を製作、頼まれてもいないのに教室や廊下で披露。さらにこの頃筋肉画を描くのが大好きで、マッスル全開な人物画を画用紙に描いて教室の壁に無断で貼り付けていた。
  • 高校生・・・中学時代からの遅刻癖が抜けず週2・3回は遅刻、オールドミスな担任に「アナタは人間じゃないわね。」と言われる(怖い!)。お弁当の時間、家からわざわざ持参した「流しそうめんマシーン」でそうめんを食す。ラケットの代用としてスリッパを用いたピンポンに興ずる@廊下。足の指に筆を挟み字を書いているところを顧問に見つかって沈黙の刑に処せられる(ちなみにこの顧問には授業を抜け出して部室で反古紙に包まって寝ているところも発見された・・・)。
  • 浪人時代・・・哲学と論理ゲームにはまる。予備校講師陣のモノマネに精進、周囲からの絶賛を受けるまでに成長する(今でもできますよ!)。講義中お喋りしていたのを「静かにして下さい!」と注意してきた男子生徒に「うんこ」とあだ名をつけ、仲間にもそう呼ばせる。一緒に通っていたあっちゃんの誕生日に自作の小説を贈る(そして「いいからアンタ勉強しなよ」とたしなめられる)。通学中電車で目の前に座っているお姉さんをなんとか笑わせようと、紙パックのジュースを耳にあて「トゥルルルル・・・。あ、モシモシ?」、見事ふき出させることに成功。

アア!!書いててこんなに恥ずかしいとは!いやほんと今になってみてようやく自分の恥ずかしさに気付いたよ・・・。中学生くらいから加速度的に奇行が目立つようになってるし・・・。まァでもこの羞恥心こそ大人になった証拠ですよ、ええ。ふゥ、危うく無自覚なまま三十路に突入するところだったよ、ギリセーフ!マ、先日久しぶりに恋していた例の女の子に会ったら「柿さん相変わらず変態ね!」と言い放たれましたがね・・・トホホ・・・。