皇居

今日も天気が宜しすぎて精神に悪いので、ラクロス同期のid:tamapoとyopikoとともに皇居外苑にてプチピクニックを決行した。皇居前広場に到着するなりtamapoの持参したるレジャーシートを敷き首尾よく着席(いかに浮浪者連中から遠い位置に陣取るかで些かてこずったが)。即刻靴を脱ぎ捨て芝生の上に仰向けになる。これ以上ない完璧な秋空。清々しい。これが所謂清々しいと呼ばれる精神の状態なのだ、ああそうともさ!とまァ一頻り清々しさを堪能した後は特別やることもないので、瓶詰めピクルスなんぞを齧りながらとりとめのない話をボソボソ語り合った。祝日の午後ということもあり多くの人々が思い思いの時間を過ごしている。言わずもがな、イチャこく(こきまくる)カップルの姿も多数見受けられた。
「最近恋愛に全く興味がなくなった。」ともさりと呟くtamapoが突如ペットボトルを激しく振り出した。発砲ウーロン茶になった。「確かに恋愛至上主義になれたらどんなにか楽かとは思うよ。」「そんなひといるの?」「いやいや結構そのような人種は多いよ。」「しかしそうした人たちとはもはや会話が成立しないかもなァ。」「だなァ。」「まァ恋愛が全くないのもアレだが、まァあったらあったでいいかなくらいの感じだな。」「まァ動物としては恋愛至上主義が正しいのかも知れないけれども。」「まあなー。」「本能だしな。」「・・・。」「・・・。」「・・・。」
tamapoが突如カップルの前で奇怪なアクションを起こしたいと申し出た。哀れみの目で見られるからやめろと言って制止した。しかしその気持ちはじゅうぶん理解できた。「エクソシストな感じでブリッジのまま奴等の前に踊り出て、そこでゲド戦記のテーマソングを歌ってやりたい!」その状況を妄想したら非常に愉快な気分になった。ちょっぴりイタい秋の午後であった。
帰り際、エクソシストは無理だがせめてブリッジだけでも・・・ということでヘソを出しつつやってみた。題して「初秋のアベックとブリッジする27歳」。

うへへへへへへへほほおほほおほほほあいたたたた・・・、あいたー!
・・・泣いてません。